【レビュー】US配列に憧れてMX Keys S for Macを購入!MacBookで使ってみた!

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こんにちは、たちるです。

MacBook AirやMacbook Proは、その洗練されたデザインと高性能なトラックパッドが魅力のノートパソコンですが、長時間の作業やデスク環境での使用が増えると、やはり外付けのキーボードが欲しくなるものです。

私もMacBook Airの外付けキーボードとして、Logicool(ロジクール)のMX Keys Miniを使用していましたが、今回US配列への憧れからLogicool(ロジクール)のMX Keys S for Macを購入しました。

今回は「MX Keys S for Mac」を実際に数ヶ月MacBook Airで使用してみた体験をもとに、JIS配列からUS配列に変えて気づいたことや、このキーボードの使い心地や機能性をレビューしたいと思います。

結論から言うと、「MX Keys S for Mac」タイピングのしやすさとデザイン性を両立したいMacユーザーには、間違いなくおすすめできる一台です。

MX Keys S for Macとは?

MX Keys S for Macは、Logicool(ロジクール)のプレミアムライン「MXシリーズ」の中でも、Mac専用に設計されたワイヤレスキーボードです。以下が主な特徴です。

🔧 基本スペック

  • ブランド:Logicool(ロジクール)
  • 対応OS:macOS、iPadOS(Windowsモデルとはキー配列が異なる)
  • 接続方法:BluetoothまたはLogi Bolt(別売USBレシーバー)
  • キー配列:販売モデルによってJIS配列とUS配列あり
  • 充電方式:USB-C(フル充電で最大10日〜5ヶ月使用)
  • 対応ソフト:Logi Options+でキー割り当てやカスタマイズ可能

特徴①:Mac専用レイアウト&Apple風カラー

スペースグレーとペールグレーの色合いで、Apple製品との調和を意識したデザイン。英字配列を採用し、MacやiPadとの親和性を高めています。

特徴②:フルサイズキーボード(テンキー付き)

フルサイズのキーボードで、数字の入力もしやすいテンキー付き。

数字の入力が多い方はテンキー付きのフルサイズキーボードがおすすめですね。

特徴③:キー構造と打鍵感

キーは中央が丸く窪んだ形状で、指先に自然と馴染み、タイプミスを減らします。ストロークは約1.8 mm、キーピッチ19 mmで、軽く押しやすい設計です。

特徴④:静音タイピング

非常に静かなキーストロークで、オフィスやリモート会議でもタイピング音を気にせず使えます。

特徴⑤:マルチペアリング

Bluetoothで最大3台、Logi Bolt USBレシーバーで1台、合計最大4台のデバイスと接続可能。F1〜F3キーからワンタッチで切り替えできます。
MacBookとWindowsr両刀の方や、pc、スマホ、iPadなど複数のデバイスで使用したい方には便利です。

特徴⑥:バックライト機能

手が近づくとセンサーでライトが点灯し、暗い部屋でも視認しやすくなっています。バッテリー消費に影響があります。(バックライトあり:約10日、なし:約5か月)

キーボードのJIS配列とUS配列とは?

キーボードには国や言語ごとに異なる配列が存在します。
日本で主流なのがJIS配列(日本語配列)、海外で広く使われているのがUS配列(英語配列)になります。

使用感レビュー:JIS配列とUS配列の違い

その①:エンターの位置

エンターの位置がJIS配列と比較して近く、いつもより少し下にある感覚があり、通常のエンターを押す感覚で押すと「¥マーク」になりました。
「あれ?¥マーク!?エンター、¥ター?はい?」

はじめは違和感がありましたが、慣れると小指を伸ばさずエンターを押すことができるので小指の疲れが溜まらないのかなと感じました。

その②:記号入力の位置

@、”、;、:、`、()など記号の位置が違います。はじめのうちは少し違和感を感じる方もいるかもしれません。

その③:DeleteデリートキーがBack Space(バックスペース)

文字を削除するDeleteデリートキーはあるのですが、Deleteデリートキーが左側の文字を削除するBack Space(バックスペース)の役割になります。(JIS配列のDeleteデリートキーは右側の文字を削除する役割です)

右側の文字を削除する機能のキーはなく、右側の文字を削除する際は「Delete + fnキー」を押す必要があります。
右側の文字を消すのに2つキーを押さなければならないのは少し面倒です。

その④:かな⇔英数変換キーがない

使い始めた際、あれ?かな変換はどのキーですれば良いのかな?と困惑しました。

調べてみると「Control + Space」でかな⇔英数切り替えができることがわかりました。

(Windowsでは「Ctrl + Space」と「Alt + `(バッククォート)」でかな⇔英数を切り替えることができるみたいです)

その⑤:キー設定で自分に合った操作性に

MacBookを使用する以前はWindowsを使用していたためショートカットキーではコピー(Ctrl + C)や貼り付け(Ctrl + V)などを使用していました。(小指でCtrlを押しながら、人差し指でCやVを押す)

これらのショートカットキーがMacBookではコピー(command + C)、貼り付け(command + V)になります。(親指?と人差し指?で押す?Windowのときとは感覚が違います)

MacBookでは修飾キーの変更をして、Caps Lockキーをcommandに割り当てることでWindow同様小指と人差し指でショートカットキーを使えるように設定しましたが、ワイヤレスキーボードはどうやって変更するのかわかりませんでした。

これは失敗したかも・・・とやってしまったと思いました。

調べてみるとMacBookのシステム設定→キーボード→キーボードショートカット→装飾キーのキーボードを選択から、修飾キーを変更する対象をマックブックからワイヤレスキーボードに切り替えることができ、「command」と「control」を入れ替えました。
そうすることで今まで通り違和感なく小指と人差し指でショートカットキーを操作することができるようになりました。

使用感レビュー:MX Keys S for Macを使ってみた!

その①:ペアリングと接続の安定性

Bluetooth接続は驚くほどスムーズ。MacBook Airとのペアリングも数十秒で完了しました。しかも、一度接続すれば起動時に数秒のタイムラグはありますが、すぐ認識されるので、ストレスなく使い始めることができます。

Logi Options+(ロジクールの設定アプリ)を使えば、キーのカスタマイズやデバイス切り替えも簡単に設定できます。

Logi Boltレシーバーを使用すればBluetooth接続に比べ、より快適に接続することができます。

以前まではUSB-Aレシーバーしかありませんでしたが、2025年7月にMacBook AirのUSB-Cポートに直接接続できるLogi Bolt USB-Cレシーバーも新登場しました。

そちらの評価レビューは【2025年最新レビュー】Logi Bolt USB-CレシーバーをMacBookで実際に使ってみた!Bluetoothとどっちが快適?の記事を参考にしてください。

その②:打鍵感|静音性と反発力の絶妙なバランス

キーのストロークは浅すぎず、程よい反発力でタイピングが気持ちよくキートップの中央がわずかにへこんでいて、指に自然にフィットします。

特徴にもありましたが、打鍵音はとても静かで、夜中のタイピングも気になりませんでした。また、長文入力でも疲れにくく、「MacBookの内蔵キーボードより快適かも…」と感じるほどでした。

その③:切り替えの便利さ

F1〜F3キーによる切り替えは簡単で、複数のデバイスを使用するユーザーにとって効率的です。

私もMacBook Airとi-phoneの2台で使用しています。

その④:バッテリーと充電について

  • USB-Cで充電可能なのが◎(MacBookと同じケーブルでOK)
  • フル充電でバックライトオフ時は最大5ヶ月、オンでも10日間ほど使える
  • バッテリー残量はLogi Options+アプリで確認可能

一度充電すれば、数日〜数週間は気にせず使えるのも大きな利点です。

気になった点・注意点

その①:価格が高め(正直、安くはない)

定価で約18,000円前後と、キーボードとしてはハイエンド価格帯。
ただし、「毎日使う道具」として見れば、投資する価値は十分あると感じます。

その②:持ち運びには不向き

本体重量は800g以上あり、フルサイズなので持ち運び用には向いていません。
自宅やオフィスの据え置き用として使うのがおすすめかと思います。

その③:省スペースには不向き

テンキー付きのフルサイズキーボードなので、省スペース性には欠けるかと思います。

省スペースでの使用は、テンキーの付いていないMX Keys Miniがおすすめです。
MX Keys Miniのレビューは【レビュー】MX Keys Miniは本当にMacBook向け?人気キーボードを実際に使ってみた!の記事を参考にしてください。

その④:矢印キーの位置が遠い

フルサイズのキーボードでは矢印の位置がとてつもなく遠くに感じました。
エクセルのセル移動やその他で矢印を多使用する方は違和感があるかもしれません。
私も「矢印の位置遠っ!」と感じた1人です。

結論|MX Keys S for MacはMacBookユーザーにおすすめか?

間違いなくおすすめできます!

MX Keys S for Macは、単なるMac対応キーボードではなく、Macユーザーのための理想のキーボードを追求した製品だと感じました。

特におすすめな人

  • 長時間タイピングする人
  • マルチデバイスを使い分けている人
  • 快適な打鍵感と高い機能性を求めている人
  • Apple製品との美しい統一感を大切にしたい人

価格は高めですが、それに見合う満足感と作業効率の向上が得られます。

最後に|US配列に憧れてMX Keys S for Macを買ってみて

「MX Keys S for Mac」は、長時間の作業でも快適にタイピングできる完成度の高いキーボードです。特にUS配列モデルはキー配列がシンプルで見た目もスタイリッシュ。MacBookとの相性も抜群で、デスク環境をスマートに引き締めてくれます。

タイピングのしやすさとデザイン性を両立したいMacユーザーには、間違いなくおすすめできる一台です。

たちる
たちる

MacBookで使える外付けキーボードを探していて、US配列のキーボードが気になっている方や「見た目も性能も妥協したくない」と思っている方は、ぜひ一度試してみてください。この記事が参考になれば嬉しいです!

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