【比較レビュー】ロジクール M750 vs M575SP|静音ワイヤレスマウスとトラックボールマウスどっちがおすすめ?

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  1. はじめに
  2. スペック比較表
  3. M750 静音ワイヤレスマウスのメリット・デメリット
    1. 良かった点(メリット)
      1. その①:本当に静かで作業に集中できる
      2. その②:握りやすいデザインで長時間作業も快適
      3. その③:複数デバイス切り替え対応(Easy-Switch)
      4. その④:バッテリー持ちが非常に良い
    2. 気になった点(デメリット)
      1. その①:静音クリックに最初は違和感がある
      2. その②:軽量ゆえに安定感がやや物足りない
      3. その③:カスタマイズ性は限定的
      4. その④:持ち運び時はややかさばる
  4. M575SP トラックボールマウスのメリット・デメリット
    1. 良かった点(メリット)
      1. その①:手首がとてもラク
      2. その②:デスクが広く使える
      3. その③:電池が長持ち
      4. その④:クリック音が静かで、夜間や会議中でも使いやすい
    2. 気になった点(デメリット)
      1. その①:親指が少し疲れる
      2. その②:大きさがある
  5. 実際に使って感じた違い・おすすめの使い分け
    1. M750:自然な操作感で軽快。ただし長時間作業だと疲れが出やすい
    2. M575SP:手首を動かさず操作。省スペースで安定感が高い
    3. 接続面はどちらも優秀
    4. 静音性の違い:どちらも静か、でも「方向性」が異なる
    5. 使い分けるならこのパターンがおすすめ
  6. まとめ:用途に合わせて選べばどちらも優秀なマウス
  7. こんな人におすすめ/向かない人
  8. 最後に

はじめに

ロジクールのマウスは数多くのラインナップがありますが、その中でも特に人気が高いのが
「M750(静音ワイヤレスマウス)」「M575SP(トラックボールマウス)」の2つです。

どちらも5,000円〜8,000円前後で購入できるコスパの高いモデルで、在宅ワークやビジネス用途、クリエイティブ作業など、幅広いシーンで選ばれています。
しかし、使い心地・操作感・得意な作業はまったく異なると思います。

私はどちらのマウスも実際に使ってきましたが、
「軽快に動かせるM750」と「省スペース&疲れにくいM575SP」では、“向いている使い方”が明確に違うと感じました。

この記事では、実際に両方を使用して分かったリアルな違いをもとに、
「どんな人にはどちらが合うのか?」
「使い分けるとしたらどんなシーンがおすすめか?」をレビューしていきます。

結論から言うと、

  • 軽快な操作と静音性を求めるなら M750(静音ワイヤレスマウス)
  • 手首の負担を減らしたいなら M575SP(トラックボールマウス)

実際に両方を使って感じた「操作感・快適さ・使い分けポイント」を詳しく解説します。

スペック比較表

項目M750M575SP
タイプ静音ワイヤレスマウス(通常タイプ)トラックボールマウス
接続方式Bluetooth / Logi Bolt USBレシーバーBluetooth / Logi Bolt USBレシーバー
電源単三電池1本(最大2年)単三電池1本(最大2年)
特徴静音クリック・軽量・持ち運びやすい親指操作で手首に優しい・省スペース
サイズコンパクト・軽量大きめ・据え置き向け
価格帯約5,000円前後約8,000円前後

M750 静音ワイヤレスマウスのメリット・デメリット

良かった点(メリット)

その①:本当に静かで作業に集中できる

クリック音がほとんど聞こえず、夜の作業や、会議中でも周囲を気にせず使用可能
静音性が高くてもクリックの反応はしっかりしており、タイピング音とのバランスも良いです。
「静かなマウスが欲しい」という人にはまさに理想的な1台です。

その②:握りやすいデザインで長時間作業も快適

手に自然にフィットする形状で、手首や指に負担がかかりにくい設計。
ちょうど良い大きさで、長時間作業しても疲れにくいのが魅力です。
質感もマット仕上げで滑りにくく、手汗が気になる季節でも快適に使えます。

その③:複数デバイス切り替え対応(Easy-Switch)

最大3台までBluetoothペアリングでき、マウス底面のボタンでワンタッチ切り替えが可能。複数デバイスを日常的に使う人にはかなり便利な機能です。

その④:バッテリー持ちが非常に良い

単三電池1本で最大2年間使える省電力設計。
実際、数か月使用していますがまだ交換していません。電池交換の手間が少なく、ランニングコストもほぼゼロです。

気になった点(デメリット)

その①:静音クリックに最初は違和感がある

静かすぎるため、「クリックした感触」が弱く、最初のうちは押した実感が薄いかもしれません。
ただし数日使うとすぐ慣れ、逆に他のマウスのクリック音が気になるほどになります。

その②:軽量ゆえに安定感がやや物足りない

重量が軽いため、操作時に少し動かしすぎてしまうことがあります。
デスクマットや滑り止めシートを使うと、より安定した操作感に改善できます。

その③:カスタマイズ性は限定的

専用アプリ「Logicool Options+」でボタンの割り当ては可能ですが、MXシリーズのような細かい設定まではできません。
とはいえ、ブラウザ戻る・進むやコピー・ペーストなどの基本操作には十分対応しており、日常使いでは不便を感じません。

その④:持ち運び時はややかさばる

軽量ながら高さがあるため、バッグの中で少しかさばります。専用のケースもあるみたいですので、そちらも試してみると良いかもしれません。

M575SP トラックボールマウスのメリット・デメリット

良かった点(メリット)

その①:手首がとてもラク

マウス全体を動かさないので、長時間の作業でも疲れにくい。

その②:デスクが広く使える

可動域が不要なので、狭い机や小さなテーブルでも快適。ノートPCの横にちょこんと置ける省スペース性は大きなメリット。

その③:電池が長持ち

単三電池1本で最大2年も使えるというのはかなり安心。USB充電タイプと違い、「使いたい時に電池切れで充電待ち」ということがないのは嬉しいポイントです。

その④:クリック音が静かで、夜間や会議中でも使いやすい

先代モデル M575S に比べてクリック音が約80%低減(ロジクール公表値)。「カチッ」ではなく「ポン」という控えめな音で、静かな環境でも気になりにくいです。

気になった点(デメリット)

その①:親指が少し疲れる

普段そこまで酷使しない指なので、最初のうちは長時間の使用で疲れを感じることがありました。ただし、慣れてくると筋肉痛のような感覚はなくなり、自然に使えるようになります。

その②:大きさがある

本体は一般的なマウスより一回り大きいので、そのままカバンに入れると少しかさばります。ですが、私は専用ケースを購入したことで解決。ケースに入れることで、持ち運びやすさとマウス保護を両立することができました。

実際に使って感じた違い・おすすめの使い分け

M750とM575SPをどちらも使ってみて感じたのは、操作感と疲れ方の違い」が大きいということでした。

M750:自然な操作感で軽快。ただし長時間作業だと疲れが出やすい

M750は一般的なマウスと同じように手を動かして操作するタイプなので、誰でもすぐに馴染めます。
軽いクリックと滑らかなポインタ移動で、特に資料作成やブラウジングなどの軽作業に向いています。

また、静音設計のおかげでカフェや会議中でも安心して使えるため、外出先での使用や在宅ワークに最適です。
マウス本体もコンパクトなので、持ち運びのしやすさという点でも優れています。

ただ、長時間使用していると手首や前腕の筋肉を繰り返し動かすことになるため、
一日中マウスを握るような作業では少し疲れを感じることがありました。
軽量ボディゆえの取り回しの良さはありますが、反面「固定感」にはやや欠けます。

💡 M750は「移動が多い」「クリック音を抑えたい」人におすすめ。


M575SP:手首を動かさず操作。省スペースで安定感が高い

一方のM575SPは、手首を動かさずに親指でボールを操作するため、慣れると非常に楽に感じます。
特に長時間マウスを使う人や、狭いデスクやソファーなど限られたスペースで作業する人にとっては大きなメリットです。

最初はポインタを細かく合わせる動作に少し慣れが必要でしたが、数日で自然に扱えるようになりました。
また、トラックボールを使うことで手首や腕の疲労が軽減され、デスクワーク時間が長い人には特に向いています。

💡 M575SPは「デスク作業が中心」「疲れにくさを重視する」人におすすめ。

接続面はどちらも優秀

どちらのマウスもBluetooth接続が非常に安定しており、MacBookとの相性も良好です。
私は別途購入したLogi Bolt USB-Cレシーバーを使用していますが、どちらも遅延や接続切れを感じることはなく、ワイヤレスでもストレスフリーな操作ができています。

MacBook AirにLogi Bolt USB-Cレシーバーを使用した写真です。娘がMacBook Airにポケモンシールを貼ってくれます。娘がかわいいと言うので、剥がせませんね。。。

静音性の違い:どちらも静か、でも「方向性」が異なる

どちらのマウスも静音性に優れていますが、「静かさの種類」が異なると感じました。

モデル静音の特徴備考
M750静音スイッチ採用で「クリック感がほぼ無音」に近い。周囲にほとんど音が聞こえず、図書館や夜間作業でも安心。
M575SPカチッではなく「ポン」という控えめな音。M575S比で約80%低減。完全無音ではないが、一般的なマウスよりかなり静か。

まとめると

  • 「可能な限り無音にしたい」「クリック感すら抑えたい」なら M750
  • 「トラックボールの快適さを維持しつつ静かに使いたい」なら M575SP

どちらも静かな環境に配慮した設計ですが、M750は“静音マウスとしての完成度”が高く、M575SPは“静かなトラックボール”として優秀です。

使い分けるならこのパターンがおすすめ

実際に使ってみた結果、私は次のように使い分けています。

シーンおすすめのマウス理由
自宅デスクでの長時間作業M575SP手首の負担が少なく、狭いスペースでも快適
カフェ・出張・外出先M750コンパクト&静音で周囲を気にせず使える
細かな作業M575SPトラックボールで細かいカーソル操作がしやすい
プレゼンや打ち合わせM750持ち運びやすく、即操作できる

まとめ:用途に合わせて選べばどちらも優秀なマウス

ここまで両方を使ってきて感じたのは、どちらも完成度が高く「方向性の違う快適さ」があるということ。
ロジクールの M750 と M575SP は、使いやすさ・信頼性ともに非常に優秀なマウスです。

M750は静音性と軽快な操作性が魅力で、外出先でもストレスなく使える万能タイプ。
一方のM575SPは、手首への負担を減らしたい人や長時間作業をする人にぴったりのトラックボールマウスです。

どちらを選んでも後悔はありませんが、自分の作業スタイルに合ったモデルを選ぶことが何より大切です。

こんな人におすすめ/向かない人

「自分にはどっちが合う?」と迷った方は、以下の表を参考にしてみてください。

特徴M750 静音ワイヤレスマウスM575SP トラックボールマウス
おすすめな人・クリック音をできるだけ抑えたい人
・カフェや会議中など外出先で使いたい人
・軽くて持ち運びしやすいマウスを探している人
・手首や腕の負担を減らしたい人
・デスクスペースが狭い環境で作業する人
・長時間マウス操作をしても疲れたくない人
向かない人・クリック感のある操作が好みの人
・しっかりした重量感を求める人
・持ち運びメインで使いたい人
・トラックボール操作に苦手意識がある人

最後に

私自身、最初は「トラックボールって難しそう」と感じていましたが、
慣れてみるとM575SPの快適さに驚きました。
一方で、M750の軽快さと静音性は外出時の作業には欠かせません。

つまり、
💡 「デスクワーク中心ならM575SP」/「持ち運び中心ならM750」
この使い分けが最もバランスが取れていると感じます。

たちる
たちる

どちらも“使って後悔しない”ロジクールらしい完成度の高いマウス。
マウス選びにこの記事が参考になれば嬉しいです!
ぜひ、自分の作業スタイルに合った1台を選んでみてください。

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