こんにちは、たちるです!
MacBook AirやMacBook Proは、その洗練されたデザインと軽快な操作感で、多くのユーザーに愛されているノートパソコンかと思います。しかし、デスクワーク中心の作業をする人にとっては、やはり外付けのキーボードが欲しいと思う場面も多いのではないでしょうか?
特に、長文作成や複数のデバイスを行き来するような作業では、より打ちやすく、より快適なタイピングができる外付けのキーボードが欲しくなります。
私もその一人。MacBook Airを2年ほど愛用していますが、「もっと手に馴染むキーボードがほしい」と思うようになりました。
そんな中で出会ったのが、ロジクールの「MX Keys Mini」。SNSやレビューサイトでも高評価が多いこのキーボードですが、果たして本当にMacBookユーザーにとってベストな選択肢なのでしょうか?
今回は、MacBook Airユーザーである私が、実際にMX Keys Miniを数ヶ月使って感じたことをレビューします。
結論から言うと、MX Keys MiniはMacBookユーザーに強くおすすめできるキーボードでした!
MX Keys Miniとは?基本スペックと特徴
基本スペック
- ブランド:Logicool(ロジクール)
- シリーズ:MXシリーズ
- 接続方法:Bluetooth or Logi Bolt(USBレシーバー/別売)
- 対応OS:macOS、Windows、iPadOS、Linuxなど
- キー配列:販売モデルによってJIS配列とUS配列あり
- 充電方式:USB-C(最大5ヶ月使用可能)
- サイズ:縦幅約13.2cm、横幅約29.6cm、重量約500g
特徴①:コンパクトなテンキーレスデザイン
縦幅約13.2cm、横幅約29.6 cmで、同社フルサイズ「MX Keys s」と比較して横幅は約13.4 cm短く、狭いスペースでも設置しやすいサイズになります。
見た目は非常に洗練されており、アルミ風のボディとマットな質感がMacBookともよくマッチします。テンキーがない分、デスクのスペースも有効活用できます。
特徴②:キー構造と打鍵感
キーは中央が丸く窪んだ形状で、指先に自然と馴染み、タイプミスを減らします。ストロークは約1.8 mm、キーピッチ19 mmで、軽く押しやすい設計です。
特徴③:静音タイピング
非常に静かなキーストロークで、オフィスやリモート会議でもタイピング音を気にせず使えます。
特徴④:マルチペアリング
Bluetoothで最大3台、Logi Bolt USBレシーバーで1台、計最大4台のデバイスと接続可能。
F1〜F3キーからワンタッチで切り替えできます。
通常のファンクションキーを使用したい場合は『fn + esc』で切り替えることができます。
特徴⑤:バックライト機能
手を近づけるとセンサーでバックライトが点灯し、暗所でも視認しやすくなっています。
バッテリー消費に影響あり(バックライトあり:約10日、なし:約5か月)
MacBook Airで実際に使ってみた|使用感レビュー
レビュー①:ペアリングと接続の安定性
Bluetooth接続は驚くほどスムーズ。MacBook Airとのペアリングも数十秒で完了しました。しかも、一度接続すれば起動時に数秒のタイムラグはありますが、すぐ認識されるので、ストレスなく使い始めることができます。
ロジクールの設定アプリLogi Options+を使えば、キーのカスタマイズやデバイス切り替えも簡単に設定できます。
Logi Bolt USBレシーバーを使用すればBluetooth接続に比べ、より快適に接続することができます。
以前まではLogi Bolt USB-Aレシーバーしかありませんでしたが、25年7月にMacBook AirのUSB-Cポートに直接接続できるLogi Bolt USB-Cレシーバーも登場しました。
Logi Bolt USB-Cレシーバーの評価レビューは以下の記事を参考にしてください。
【2025年最新レビュー】Logi Bolt USB-CレシーバーをMacBookで実際に使ってみた!Bluetoothとどっちが快適?
レビュー②:打鍵感|静音性と反発力の絶妙なバランス
正直、最初にキーを打ったときは「これはハマる!!」と思いました。
キーのストロークは浅すぎず、程よい反発力でタイピングが心地よく、キートップの中央がわずかにへこんでいて、指に自然とフィットします。
特徴にもありましたが、打鍵音も比較的静かで、夜遅い時間に使用する際も気になりませんでした。(打鍵音はタイピングの強さで個人差があるかと思います)
また、長文入力でも疲れにくく、「MacBookの内蔵キーボードより快適かも…」と感じるほどでした。
レビュー③:切り替えの便利さ
F1〜F3キーによる切り替えは簡単で、複数のデバイスを使用するユーザーにとって効率的です。
私もMacBook Airとi-phoneの2台で使用しています。
レビュー④:バッテリーと充電について
- USB-Cで充電可能
- フル充電でバックライトオフ時は最大5ヶ月、オンでも10日間ほど使える
- バッテリー残量はLogi Options+アプリで確認可能
一度充電すれば、数日〜数週間は気にせず使えるのも大きな利点です。
MX Keys Miniの気になった点・注意点
その①:価格がやや高め
価格が16,000円前後と、一般的なワイヤレスキーボードよりも高め。
ただし、「性能」「使い心地」「耐久性」を考えると、コストパフォーマンスは悪くないと思います。
その②:角度調整ができない
スタンド付きではないため、角度調整ができない。好みによってはもう少し傾斜があった方が良いという声もあります。
別途スタンドを使って少し傾斜をつけることもできるみたいです。
その③:モバイル用途には少し重い
コンパクトとはいえ、本体重量は約500gあり、モバイル用途としてはやや重め。
とはいえ、基本的には据え置きで使うことを前提にしている製品なので、大きなデメリットではないかもしれません。
ケースを使用すると持ち運びも容易になるかと思います。
その④:Logi Boltレシーバーが別売
USB接続での安定通信・セキュリティを重視する場合、別途Logi Boltレシーバーの購入が必要です。旧Unifyingには対応していませんので、注意ください。
結論|MX Keys MiniはMacBookユーザーにおすすめできるか?
結論から言うと、MX Keys MiniはMacBookユーザーに強くおすすめできるキーボードです。
⭕️ 特にこんな人にはおすすめ
- 長時間のタイピングを快適にこなしたい
- 外部モニターでMacBookをクラムシェル運用している
- Macに合うデザイン&機能性を求めている
❌ こんな人には合わないかも
- とにかく軽くて持ち運びやすいキーボードが欲しい
- 価格はできるだけ抑えたい
- 角度調整機能が必須
まとめ
MacBookに合うワイヤレスキーボードを探しているなら、MX Keys Miniは間違いなく有力候補です。
見た目・操作性・機能性すべてにおいてバランスが良く、“打つのが楽しくなる”キーボードだと思います。

ワイヤレスキーボードを探されている方、MX Keys Miniの購入を考えている方の少しでも参考になれば嬉しいです!
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